2022年10月 東京:安田章大「閃光ばなし」
閃光ばなし、東京遠征の記録。
土曜朝の新幹線で東京に向かいました。行楽日和だったからか、自由席は新大阪出た時点で立ちが出ていました。早くから並んで良かったです。

車内で朝ごはんを食べました。爆睡し、あっという間に品川に着きました。

東京建物Brillia HALLは池袋駅東口に向かう看板に記されていて、迷うことなく着きました。駅近でありがたい。池袋はなんだか汚いし臭うし治安は悪いしで好きじゃないんですが、今回の会場は美しくて都会的で池袋ではないみたいでした。笑

1階席が2階からでした。

上がると色とりどりのタイルが貼られ、入り口もとても綺麗。


ポスターありました。京都は絶妙にガラスに反射してうまく撮れなかったので嬉しいです。

まずはソワレ、2階のS席です。会場口コミ、見え方も音響も悪評が物凄かったのでビビってましたが全く問題なく楽しめました。
京都公演とちょこちょこ変わっていて面白かったです。以下印象に残ったシーンなど。
1.
荒天の中ボートに乗ると聞かない旦那を止めたいペンキ屋奥さんへの「愛してるなら信じてやれよ」え〜…オタクなので軽率にメロってしまいました。愛してるから信じてるよ(激重)
2.
是政と焼肉柳亭、不条理へ足掻く人と受け入れる人のやり取りが好きです。1幕最後の、柳亭へ「じゃあこのままでいいんすか?毎日愚痴や文句は言うくせに何にも変えようとしないのは、意外と今の暮らしと自分がお好きなんですね」と、第6野田中橋を作る最中の「是政くん、悔しいよね。でも悔しい死にするわけじゃないからね」のそれぞれが刺さります。私は弱いから強く生きたいけれど、弱くともそれはそれとして生きる強さもあるのでしょう。全編通して生きる弱さと強さには何通りもあるのだと感じました。
3.
良いシーンは何回見ても良いシーンなんですよね。2幕裁判の練習で被害者の会側で予想として4人が出てくる時それぞれへ頭抱える可愛さからの、「うるっせえ、バーカ」はもうずっと目が離せないですね。うるっせえ、からの愛してやるよは毎回圧倒されます。「愛されるのが怖いの?」怖いよ。
4.
3曲目の俺だけなのか〜、ヤスくんロックオンせず全体を見ていたのですが、全員で歌ってたのから1人減り、また1人減り、というのがやっぱりどうしても切ないです。虚しさを具現化したのか〜…そうか〜
それはそうとして、途中のハモリ安田くんが高いの、高音ハモリでヤスくんにハマった人間としてはたまらなかったです。最後パーンとキー上がるの引き込まれました。京都と変わったんですね。
5.
最後のシーン、2階席だったのでばっちり目線の高さでした。双眼鏡使わず全体を見ました。大きな月と星の中で全体ぐるぐる回りながら見渡していて、かっこよかったです。
マチネ終わってからソワレまでが短かったからか、カテコサクサク終わっちゃって寂しいな…と思ってしまいました。自分が京都でどれだけ甘やかされ強欲になっていたか気づきました。よくないですね。
合間にクレープを食べて、すぐソワレへ入りました。ソワレは2階最後列です。

両隣がいなくて快適でした。ばっちり野鳥の会をしました。安田くんの豊かな表情がたまりません。
以下、印象に残ったシーンなど
1.
今更ですが深明寺へ参りに行って露天商たちに見つかって嗚呼…って変わる顔すっごい良いですよね。
あと人格者です!のところも!ぺっかぺかの笑顔が可愛いです。そのあと政子と仲良くちょいちょい突きあって遊んでるのもついつい観てしまいました。
2.
みんなのために電柱を運んでいた、と話す是政さんへ「みんなの中に、私は入っていなかったということでしょう?それなら、そんな簡単にみんななんて言わないでほしい」という時の由乃さん、かっこいいです。つい双眼鏡でガン見してしまいました。美しい。ボクシングの前後の由乃さんも好きです。「いつまでもーッ! 昔の話をーッ! ネーッ!!」閃光ばなし、全体的に重た目の話ですがところどころコミカルだったお陰で明るい気持ちのまま観れて良かったです。
3.
野田中会長のセリフ飛んだところ、空気の張り詰め方が恐ろしかったです。生の舞台でした。誰が、次は?と思ってたら戻ってきて(完全に戻ってたわけではないが)ホッとした一方、あれだけキャリア重ねた方でもああなるのか、と己を省みるきっかけになりました。
4.
最後の是政さんを、安田くんをひとつも見逃したくなくて双眼鏡構えました。バイクで飛ぶシーンの表情移り変わり、それぞれが別人なように見えて、全てが是政さんなんですよね。人は多面的な生き物なのだと改めて感じました。政子が星に詳しいことにちょっと驚きつつ穏やかに笑っていて、政子に自分へ捕まるよう促すところは素敵なお兄ちゃんの優しい顔で、そこから降りて(落ちて)いく最後、ニヤッと笑ってからの無と厳しさ 何度見ても鳥肌立ちました。
5.
Twitterでお見かけした考察を元にちょっと視点を変えて見ていました。たしかに、最後までどこか自分が残っているひとには衣装に色が乗っていて、気づいてないのか気づかないふりをしているだけなのか、どちらにせよ他者に染まり自分の無い者には色がない、薄汚れたモブの色になっていました。最後まで色があったどん詰まりの人は是政(青)政子(黄)、加古さん(赤)、電柱守のエレン(紫)、立ちんぼのヨシコ(ピンク)だった気がします。柳亭は夜逃げのタイミングには緑が失われていました。関係があるのか分からないし、安田くんは舞台上の誰もが主役と話していましたが、うーむ。考えさせられますね。
これで私の閃光ばなしはおしまいです。
カテコでフッと見せた「安田くん」を目に焼き付けて退場しました。
その後、会場すぐにあったオムライス屋さんで夜ごはんを食べました。気付かぬうちにチーズ入り食券を買っていたようだけど気にしない。ピクルス食べ放題が嬉しかったです。

時間があったので池袋駅構内のカフェでレモンティー飲みました。斜め前の席で話している就活生とメンター(先輩後輩?)の内容が気になりました。新卒で客先常駐派遣はやめた方がいいのでは…結局何がしたいとか全然わからないよ、メンターのアドバイスは就活生のおうむ返ししてるだけだし、それで「参考になります」「意見がまとまりました」はヤバいよ、と話に割って入りたいくらいでした。頑張れ就活生…
22時の閉店まで居座ってから新宿へ向かいました。バスタ新宿〜〜〜!

大行列の女子トイレも少し待てば意外と座れる待合室も久しぶりでなんだか嬉しくなりました。また全国飛び回りたいです。
WILLER数年ぶりに乗ったら隣との境目パネルが大きく高くなっていて記憶の中より快適でした。
大阪に着き、大好きなシナモンロールをモーニングで食べて帰宅しました。ふかふかでシナモンたっぷりでアイシングも美味しいです。最高の朝でした。

こんなにひとつの舞台に通ったのは初めてでした。
個人的には、東京遠征は非日常を感じて楽しかったけれど、観劇回数は3回で良かったと思いました。それだけあればストーリーも見所も頭に入るし、安田くんも脳内再生できます。これからの現場とお財布を考えるにあたり、良い知見を得ました。とはいえ、そこにチケットがあれば何度も行ってしまうと思いますが笑 練られたお話は考え甲斐もありますしね。
あと、双眼鏡を買って大正解でした。じっくりと安田くんを隅々まで観れる最高さを知ってしまったので、これから双眼鏡なしは考えられません。しかしまあ700gと重いので、ドームツアーまでに腕を鍛えたいと思います。
最後に。安田くん、佐竹是政さんと出逢わせてくれてありがとうございました。どん詰まりの「みんな」とも出逢えて良かったです。
この1ヶ月のレンジャー、安田くんが舞台に没頭しているのが垣間見えて毎週抱きしめたくなっていました。いつもより絵文字が少なくて、ぽつぽつと綴られる文章に充実と刹那を感じていました。
お疲れさま、大好きです。ただ、身体の調子が良かろうとも、もうちょっと食べてくださいね。
10/31追記
閃光ばなし大千穐楽が中止になってしまいました。カンパニー全員が何事もなく公演し続けられ、幕を閉じられることは奇跡なのだと改めて実感しました。
「俺たちを待ってるゴールはいつだってクソだ。早く着いた分だけクソの中で長居することになる。」
それでも、みんなでどん詰まりから抜け出したいものです。